動物と人間①
10月は動物について考えました。動物倫理に触れながら、①ペット ②産業動物 ③動物園 この3つの違いや人間との関わりについて子どもたちとたくさん話をしました。
『動物について思うことを書いてみよう。』とかなりざっくりとした作文テーマをあえて出し、何をどんな風に書いていくか子どもたちに悩んでもらいました。
では、中学2年生の作品を紹介します。
『動物園』
なぜ人間は、動物を捕まえて窮屈な空間に入れてみているのだろう。ゾウやキリンや虎など、生息地とは全く異なった気候に連れてこられ、人間にみられている。人間は動物を見世物にして、お金儲けに使っている。そんなに動物を見てみたいなら、国立公園や保護区などに行ってみてくればいい。動物にあえて苦しい思いをさせる必要はない!
結論、動物園をなくし動物たちを自由にさせてあげよう!
『肉を頂くにあたっての心構え』
「牛や豚だって生きているんだ、食べるために殺すなんてひどいぞ。」と言う人をよく見る。
確かにごもっともである。せっかく生まれた命を無条件に奪うなんて、とてもひどいことである。しかし、だからといって、もう産業動物を殺すのは禁止。と言う訳にはいけない。
だからそのために、お肉を食べる時には一つの命を頂いていることを重んじ、感謝するしかないのだ。産業動物は世界を支えている。だからそうでしか、互いにわかり合う道はないのだ。
『弱肉強食』
この世は弱肉強食の世界だから、動物を飼うとか食べるといったことは仕方ないと思う。でも命を育てたり殺したりするのだから、責任はしっかり取らなければいけないと思う。今日本では、動物の虐待や食品ロスといったことが多いので、そこについてはしっかりとした対策を考えるべきだ。
命を頂くのは仕方のないことだけど、命は命だから責任はしっかり取らなければいけないと思う。
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