動物と人間②
続いて、小学3年生です。うち1名は、9月から作文教室に通い始めたばかり。
2人ともう〜んと考え込んだり、思いつくまま話したりしながら意見をまとめていきました。書き上げた作文用紙を見て、「すっごく楽しかった!」と言う第一声が聞けたことが、私は何よりも嬉しいです!これこそ作文の魅力だね。2人ともこれからの成長が楽しみです。
『ペットのうさぎのことについて』
ペットのうさぎは自分で買ったのに、自分でころしてしまったらおかしいです。
その理由は、自分で買って自分で育ててきたのに、自分で殺したらおかしいからです。もう一つ理由があります。家族がころしたら自分の家族も自分も悲しくなってしまうからです。
ペットは家族だから、ペットをころしてはいけないのです。ペットをころしてはいけないと決めたのは人間なのに、決めた人間がころしてしまったらおかしいから、ペットをころしてしまうのはだめです。
『ペットのうさぎと食べるうさぎのちがい』
ペットをころしたら、おこられる。野生をころしたら、おこられない。そして食べていい。ペットは、どうしてころしたらおこられるのか。そして、野生はどうしてころしてもいいのか。
ペットは、家族だ。家族をころしたら、私は悲しい。罪にもなってしまう。だが、野生のうさぎはころしても罪にならない。むしろ、うれしい。それは、食べ物になり、私たちのエネルギーになるからだ。しかも人間の家族ではない。動物園のうさぎでもない。まとめると、責任者がいないということだ。ペットをころしたら罪、野生はころしても無罪。これはすべて、人間が決めたルール。ねこやうさぎなどは、それにまきこまれているだけだ。
0コメント