食糧問題を解決するには
人口増の未来、食糧が足りなくなると言われています。10月、11月はこの食料問題についてみんなで考えました。新聞や本を読んだり、インターネットの記事を見たり、昆虫食を食べてみたり...たくさん知識を詰め込んで、まずはノートに構想を練っていきます。そして最後は一気に書き上げます。(写真の二人は、一気に書き上げているところですね。)
それでは、少しですが子どもたちの文章を紹介します。
食糧問題を解決するのは虫たちです。なぜかと言うと近いうちに人口が増え、たんぱく質の取り合いになります。ですが、コオロギなどの虫は、トリや豚、牛などよりもたんぱく質1キロを生産するために必要な餌が一番少ないからです。...(小学5年)
今世界では、食糧危機が迫っている。そのために、この食糧危機をどう解決するかを考えた。それは、「昆虫を使った昆虫食で手軽に栄養をとる」と言うことだ。意外にも昆虫には栄養がある。そこらへんにいるので捕まえて育てれば食用になると思う。しかも、昆虫は一回に産む量が多いと思うので、無限に食べることができる。(中学1年)
今、世界で食糧危機が問題となっている。そこで私が注目したのは、食べるミストだ。以前新聞にのっていて、気になっていたのだ。調べると、食べるミストはダイエット用に作られたもので、カロリーも栄養も豊富ではないが、味や香りはいいらしい。そこで、食べるミストとミドリムシを合わせるのはどうだろう。ミドリムシは栄養豊富だが、味や香りがない。だからこの正反対の二つを合わせるのだ。...中略...だが、ここで私は気がついてしまった。この二つにはタンパク質が不足していることに。たんぱく質といえば、肉や魚、大豆などだ。さらに最近は昆虫食も出てきている。例えば無印良品の「こおろぎ」だ。「えびせんべいみたいで美味しい」と言う人もいれば、「絶対に無理。」「食べたくない。」と言う人もいる。私は昆虫スナックを食べてみたが、好きだはないけどまずくもなかった。だが、昆虫食を嫌いだと思っている人も多いから、たんぱく質を昆虫でとるのは無理だと思う。マッシュルームはどうだろう。...中略...私が考えた食料問題の解決策にはたんぱく質の問題があった。たんぱく質の問題を解決するのは難しいことだ。この問題は、なかなか解決できないだろう。(小学4年)
そのほかには、マンションを増やして一軒家を少なくして、耕地面積を増やしたらどうだろう。賞味期限を延ばせばいい。などなどたくさんのアイデアが出てきました。ちなみに今回は、昆虫スナックと昆虫そのままを乾燥させた昆虫食を用意しました。意外にも、パクパク食べる子が続出!ワームより足つきの虫の方が美味しいそうです。
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