幸せについて:子どもたちの作文
6月は幸せについて考えました。
書くときに指定したのは、
1、幸せの理由を具体的な言葉にしよう。読んだ人がイメージできるようにね。
2、最後の一文は、「じゃあ、幸せって何だろう」を抽象的な言葉でしめよう。
の二つです。
それでは子どもたちの文章を紹介します。
わたしの幸せは家族です。家族がいるだけでわたしは幸せです。おばあちゃんはやさしくしてくれて、わたしのワガママを聞いてくれます。お母さんは料理がうまくてやさしいです。お父さんは、力が強くて面白いです。お兄ちゃんは面白くて、楽しいです。幸せは自分が見守られていること、安全なことです。(小学5年)
僕の幸せはサッカーだ。理由は、いろんなひとと友達になれるし、得点を入れたらうれしいからだ。サッカーのことを思うだけでワクワクする。サッカーをしていなくても、サッカーのことを考えるだけで笑顔になれる。そんなものがあって僕は幸せだ。(小学5年)
僕は、起きる瞬間が幸せだ。寝ることによって一日の疲れが取れる。次の日の朝、とても気持ちがいい。小鳥が鳴いている時も気持ちがいい。雨の日は嫌いだ。雨のせいで、小鳥の鳴き声がかき消され、日の光があまりさしてこないからだ。幸せとは、晴れた朝の太陽の光を浴びることだ。(中1)
僕が今一番幸せだと思っていることは、早起きをしなくていいことだ。早起きは昔からいいことだと言われているけれど、そんなことを思ったことはない。早起きで作った時間は何をしていてもつらいと感じる。その理由は自分でもわからない。眠ることで僕は謎の満足感を得るが、それは一時的なものに過ぎない。しかし、その満足感を得るために僕は寝ている。僕の中でその満足感こそ幸せなんだと思う。(中3)
ここには載せませんでしたが、映画を見ているような描写をした作品がたくさんありました。
『幸せって何だろう』いつもより深く考えたことで、気づけたことがあったらいいな。
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