【11月の開講日】

<みしま教室>

火曜クラス(中学生5科) 4.11.18.25日

水曜Aクラス 12日.26日

水曜Bクラス 5日.19日

木曜クラス 6日.20日

金曜クラス 7日.14日

<すその教室>

13日.27日



【お願い】

・体調が悪い時、教室参加が不安な方は無理なさらず欠席ください。その場合、準備がありますので、教室開始時刻1時間前までにお知らせいただけると助かります(事前にお知らせのあった欠席分は月謝にて調整します)。

・下校時刻や学校行事により、時間などの変更が必要な時はお知らせください。調整します。

・感染症等の対策につきましては、三島市教育委員会の通達に準じます。


お気づきの点ございましたら、どうぞお知らせください。

平松真樹子



教室から

前回ご紹介した”超本気めがね”の発案者と一緒に作文に通ってくれている、中学一年生のアイデアを続けて紹介します。


 今、部活内では戦争が起こっている。そんな部活内で仲間と仲良くなるために、私は翻訳コンタクトの使用を提案する。

 翻訳コンタクトは、コンタクトの中にあるAI機能が働き、少しでも棘のある相手の表情を即座にポジティブな表情に変換するため、不快な思いがゼロになるものである。コンタクトと性能は同じで、翻訳メガネもある。こちらは運動部だけでなく、すぐにネガティブ思考になり、落ち込んでしまう人も使用すると良いだろう。

 翻訳コンタクトの導入により、こわい先輩の顔が華やかになったり、しょっちゅう喧嘩する二人の顔が嬉しそうに見えたり、いつも機嫌の悪いあの子もご機嫌だ。そして、私は部活に行くのが楽しみになるはずだ。


困りごとを挙げて、その何が問題なのかをじっくりと考え、問題を再定義する。解決策をいくつか出した中で、最善の方法を文章にしました。最後は、そのアイデアで問題が解決された後の世界で締めくくっています。想像は無限大、これからもたくさん考えて、書いていきますよ!!みなさん。

自分の困った、友達や家族の困った、世の中の困ったを解決する素敵なアイデアを考えることが今回のテーマです。実現可能かは置いておき、ワクワク楽しくなるアイデアを考えよう!と子どもたちに伝えたところ、やはり最初に出てくるのは『北風と太陽』の北風のような解決策ばかり(廊下を走った人に反省文などなど)。そこで、ナッジの効果を示す例として有名な「便器のハエ」の話をしてみたり、ドラえもんと空飛ぶ車の話をして......最後にはみんな楽しそうにニコニコしながらアイデアを出して、書き上げました。その中から、一番影響力のあった中学一年生のアイデアを紹介します。

 

 今、世界では5.6時間目の授業で睡魔と戦うことが問題となっている。この解決策として私は『超本気(ちょうマジ)めがね』を提案する。

 超本気めがねとは、授業をしている先生が芸能人になっているように見えるめがねのことである。これは存在しないが、もしあったら、たくさんの生徒たちから人気を誇るだろう。超本気めがねは、その授業をする特定の先生たちを芸能人に変身させることができるため、目をつぶっている暇などない。さらに、毎回超本気めがねをかける度に、先生たちは別の芸能人に変身することができる。また、誰に変身するのかはお楽しみなので全く飽きないで授業を受けることができる。橋本環奈や山田涼介が授業をしていたら眠気なんて忘れて集中しまくれるだろう。

 超本気めがねをかけることで、睡魔と戦うことなく、そして楽しく授業を受けることができる。発表すれば好きな芸能人に名前を呼んでもらえるので、みんなが率先して発表する。一石二鳥だ。


 この”超本気めがね”を子どもたちに話したところ、こんなワクワクするようなアイデアを自分も考えたいから、次もこのテーマをやりたい!という子が続出しています。

いいね、いいね。みんなで考えることを楽しもう🎵

 今年度のすその教室は、学年も学校もみんなそれぞれ異なったクラスがありました。普通に生活していたら知り合えなかっただろう同世代の人と、時に時事問題について一緒に考え、はたまた個人で作文スキルを磨き、互いの書いた文章を読んで何かを感じる...そんな距離感がとても良いクラスです。

 コロナ禍を経て大人数クラスをなくしましたが、やはりたくさんの人と会話し、一緒に考えることは非常に有意義な時間です。タイミングが合えば、小学生と中学生、学校も教育課程も全く異なるクラスが誕生するといいなとおもいます。